专利摘要:
第1及び第2バルブシート34、36、並びに、これらのバルブシート間の流体室32を形成するバルブボディ30を有するバルブアセンブリが設けられている。このバルブアセンブリは、延長部58及びプラグ部54を有する第1バルブ18を含んでいる。プラグ部54は、第1バルブシート34に選択的に着座するように形成されている。延長部58は、プラグ部54が第1バルブシート34に着座したとき、流体室32内に延びて第2バルブシート36を越えるように形成されている。第2バルブ20は、延長部58と嵌り合って第1バルブ18と連結し、これらが一体的に移動するように形成されている。第2バルブ20は、第2バルブシート36に選択的に着座するように形成されている。流体室32を通り第1及び第2バルブシート34、36を越える流体の流れは、互いに連結された第1及び第2バルブ18、20の一体的な移動によって制御される。
公开号:JP2011511216A
申请号:JP2010543587
申请日:2009-01-28
公开日:2011-04-07
发明作者:バンバー,ダニエル,ダブリュー
申请人:イートン コーポレーションEaton Corporation;
IPC主号:F16K11-07
专利说明:

[0001] 本発明は、バルブアセンブリに関し、具体的には、車両の油圧流体の流れを制御するためのバルブアセンブリ及びその組立方法に関するものである。]
背景技術

[0002] 車両エンジン等の油圧制御システム用のバルブアセンブリは、しばしば、複雑であり、かつ、適当なバルブの着座及びバルブを通る流体の流れの制御を確実に行なうために、互いに位置合せされた多数のバルブを必要とする。例えば、可変ブリードソレノイドは、バルブシートに着座する2つのポペットバルブを必要とし、これらのポペットバルブは、バルブシート間に形成される流体室よりも大きい。これらのポペットバルブは、組立時に流体室を通して組み付けられないので、互いに分離されなければならない。これらのバルブの分離は、これらの位置合せに悪影響を及ぼし圧力制御を不正確にする。]
[0003] 第1及び第2バルブシート、並びに、これらのシート間の流体室を形成するバルブボディを有するバルブアセンブリが設けられている。このバルブアセンブリは、延長部及びプラグ部を有する第1バルブを含んでいる。プラグ部は、第1バルブシートに選択的に着座するように形成されている。延長部は、プラグ部が第1バルブシートに着座したとき、流体室を通って延びて第2バルブシートを越えるように形成されている。第2バルブは、延長部が嵌め合わされて第1バルブに連結し、第1バルブと共に移動するように形成されている。第2バルブは、第2バルブシートに選択的に着座するように形成されている。流体室を通ってバルブシートを越える流体の流れは、互いに連結された第1及び第2バルブの一体的な移動によって制御される。バルブが連結されているので、バルブを通る流体の調整は、バルブの位置ずれによっても損なわれることがない。バルブが互いに独立して移動する場合、位置ずれは容易に生じ得る。これにより、連結されたバルブは、流体の流れのより正確な制御をもたらす。]
[0004] このバルブアセンブリの組立方法は、延長部として説明する第1バルブの一部を流体室を通して挿入してバルブシートを越えるようにすることを含む。この方法は、更に、第2バルブを挿入された部分に嵌め合わせることを含む。この嵌め合いは、延長部を第2バルブに形成された開口に挿入することによって行うことができる。この方法は、更に、第2バルブを第1バルブに保持して、バルブシートに対して共に移動させるようにすることを含む。バルブを互いに保持することは、延長部を変形させて第2バルブに物理的に干渉させることによって行なうことができる。]
[0005] 本発明の上述の特徴及び利点及び他の特徴及び利点は、添付の関連する図面と共に以下の本発明を実施するための最良の形態の詳細な説明を参照することにより、容易に明らかになる。]
図面の簡単な説明

[0006] 車両コンポーネントに作動接続された状態を示すバルブアセンブリの概略縦断面図である。
図1のバルブアセンブリに含まれる第1及び第2バルブの概略分解側面図である。
図1の車両コンポーネントへの全供給圧力を許容する第1バルブが着座した状態を示す図1のバルブアセンブリを破断した概略縦断面図である。
図1の車両コンポーネントへの流体圧力をゼロにする第2バルブが着座した状態を示す図1のバルブアセンブリを破断した概略縦断面図である。] 図1
実施例

[0007] 同様の部品を参照するために同様の参照符号を用いた図面を参照して、図1は、コンポーネント12への流体圧力を制御するために車両変速機のクラッチ等のコンポーネント12に作動接続されたバルブアセンブリ10を示している。このバルブアセンブリ10は、バッテリ等のエネルギ源によって電気コネクタ16に供給された電気エネルギで選択的に励磁される電磁ソレノイド14を含み、コントロールユニット(図示せず)の制御下で、互いに連結固定されたバルブ18及び20の位置を制御する。バルブ18は、ここでは、第1バルブであり、ポペット−タイプのバルブとして説明されている。バルブ20は、ここでは、第2バルブであり、ポペット−タイプのバルブとして説明されている。特に、電気コネクタ16は、絶縁性のターミナルハウジング19に覆われた導電性ターミナルを介して、絶縁性のボビン21に巻き付けられた電気コイル22に電力を供給する。励磁されたコイル22は、磁界を生じてアーマチャ24を軸方向に沿って移動させる。アーマチャ24は、磁極片28のボア内を移動するピン26に締結されている。非磁性の端部キャップ29がアーマチャ24を収容している。ピン26の移動が制御されて、ピン26が第1バルブ18に対して押圧し又は後退して、バルブボディ30内において、互いに連結された第1及び第2バルブ18、20の位置を制御する。バルブボディ30の内部は、流体室32、並びに、第1及び第2バルブシート34、36を形成し、これらは、計量表面ともいわれる。流体室32は、第1バルブシート34と第2バルブシート36との間を流体接続する。また、バルブボディ30の内部は、流体室32に流体接続する流体経路38を形成する。供給ポート40から供給された流体は、供給室33から、互いに連結された第1及び第2バルブ18及び20の位置に応じて、流体室32及び流体経路38を通って流れる。流体経路38は、流体室32から流体を出口室42に排出し、出口室42では、流体は、流体通路48を通してコンポーネント12に供給する前に、保持リング46で支持されたフィルタ44を通して濾過される。流体通路48は、出口室42とコンポーネント12との間の流体接続として概略的にのみ示されている。この流体通路48は、チューブ、あるいは、ボアが設けられた経路のようなもので形成することができる。外側バルブボディ部50が出口室42を取囲んでいる。プラグ52が供給室33を封止している。] 図1
[0008] 第1バルブ18及び第2バルブ20の構造、すなわち、これらが、それぞれのバルブシート34、36に確実に着座している間、適当なときにピン26からの押圧に応答して移動可能であることは、コンポーネント12に供給する流体圧力のレベルを首尾よく制御するために重要である。図2を参照して、バルブ18、20が分解図で示されている。バルブ18は、プラグ部54及び細長い部分を含み、この細長い部分は、ロッド部56及びロッド部分56から延びて肩部60を形成する延長部58の両方を含んでいる。] 図2
[0009] 第2バルブ20は、端部62を有し、開口64が反対側の端部65まで貫通して延びている。第2バルブ20は、両端部62、65の間にテーパ面67を有している。延長部58は、開口64に挿入することができ、端部62が肩部60に当接して延長部58の先端部66が端部65を越えて延びるように長さ及び直径に形成されている。延長部58は、真鍮等の可塑性材料で製造され、先端部66を機械工具によって変形することができ、変形された先端部(図3において符号66Aで示す)が端部65の開口64よりも大きく、これにより、開口64を通り抜けできないようにする。したがって、変形された先端部66Aは、第2バルブ20が第1バルブ18から分離するのを物理的に阻止する。延長部58は、非磁性材料であるが、代りに磁性材料を使用してもよい。互いに連結された第1及び第2バルブ18、20は、開口64内に保持された延長部58によって位置合せされている。この位置合せにより、プラグ部54のバルブシート34への正確な着座及びテーパ面67のバルブシート36への正確な着座を確実にする。] 図3
[0010] 再度、図1を参照して、第1及び第2バルブ18、20は、プラグ部54の外側表面とバルブ20のテーパ面67との間の軸方向距離がバルブシート34、36間の軸方向距離よりも大きいので、同時に着座することができない。これにより、図1に示されるように、互いに連結された第1及び第2バルブ18、20は、供給室33内の供給流体の圧力と相まってソレノイド14によって制御されて、第1及び第2バルブ18、20のいずれも着座しない位置となり、流体は、バルブシート36を通って流体室32に流入し、また、バルブシート34を通って戻り油溜めに接続された油溜め室70に流出する。流体の一部は、流体経路38を通って流出し、出口室42を通ってコンポーネント12に流れる。コンポーネント12に流れる流体の圧力は、互いに連結された第1及び第2バルブ18、20のバルブシート34、36に対する位置に依存する。] 図1
[0011] 図3に示されるように、バルブ18のプラグ部54の表面71がバルブシート34に着座したとき、流体は、油溜め室70に流出できない。これにより、供給室33から流体室32及び流体経路38に、最終的には出口室42を通ってコンポーネント12に供給される流体は、全供給圧力となる。] 図3
[0012] 図4に示されるように、図1のソレノイド14がピン26を移動させず、バルブ18に当接させないとき、流体供給室33からの流体供給圧力は、第2バルブ20のテーパ面67をバルブシート36に押付けて、流体室32内の全ての流体が油溜めを通って流出できるようにし、その結果、流体経路38及び出口室42内の流体圧力が0になり、最終的に図1の車両コンポーネント12への圧力が0になる。] 図1 図4
[0013] 第2バルブ20は、バルブシート34、36のいずれをも通り抜けられないので、第1及び第2バルブ18、20の連結は、第1バルブ18が流体室32に挿入された後にのみ実行することができる(すなわち、ロッド部56は、延長部58が第2バルブシート36を越えて延びるように、流体室32を通して挿入される)。第2バルブ20は、延長部58を第2バルブ20の開口64に挿入することにより、延長部58に嵌め合わされ、これは、図1において、第2バルブ20が図示の位置に達して、図2の端部62が肩部60に当接するまで右方に移動することによって達成される。そして、第2バルブ20は、図3において変形された先端部が符号66Aで示されるように、端部65を超えて延びる延長部58の先端部66を変形させて第2バルブ20に物理的に干渉させることにより、第1バルブ18に保持されて、バルブボディ30内で第1バルブ18と共に移動して位置決めされる。互いに連結された第1及び第2バルブ18及び20は、延長部58の開口64への挿入によって適当に位置合せされ、第1及び第2バルブ18、20の径方向の相対移動が防止される。] 図1 図2 図3
[0014] 本発明を実施するための最良の形態を詳細に説明してきたが、本発明に関する当業者は、添付の特許請求の範囲の範囲内において、本発明を実施するための様々な設計及び実施形態の変更を認識することができるであろう。]
权利要求:

請求項1
第1及び第2バルブシート、並びに、これらの間に流体室を形成するバルブボディと、延長部及びプラグ部を有し、前記プラグ部は、前記第1バルブシートに選択的に着座するように形成され、前記延長部は、前記プラグ部が前記第1バルブシートに着座したとき、前記流体室内に延びて前記第2バルブシートを越えるように形成された第1バルブと、前記延長部と嵌り合って前記第1バルブに連結し、該第1バルブと共に移動するように形成された第2バルブとを備え、前記第2バルブは、前記第2バルブシートに選択的に着座するように形成され、これにより、前記流体室を通って前記第1及び第2バルブシートを越える流体の流れが互いに連結された前記第1及び第2バルブの一体的な移動によって制御されることを特徴とするバルブアセンブリ。
請求項2
前記第2バルブは、これを貫通する開口を形成し、前記延長部は、前記開口を通して嵌め込んで、変形され、前記第2バルブを前記第1バルブに保持するように形成されていることを特徴とする請求項1に記載のバルブアセンブリ。
請求項3
前記延長部は、非磁性体であることを特徴とする請求項2に記載のバルブアセンブリ。
請求項4
前記第1バルブは、前記延長部の一端部に肩部を有し、前記第2バルブは、前記第2バルブが前記第1バルブに保持されるとき、前記肩部に当接することを特徴とする請求項2に記載のバルブアセンブリ。
請求項5
前記第1バルブは、前記プラグ部から延びて前記第1及び第2バルブシートのいずれにも接触せずに前記流体室内に入る寸法のロッド部を有し、該ロッド部は、前記肩部を形成することを特徴とする請求項4に記載のバルブアセンブリ。
請求項6
前記バルブボディは、前記第1及び第2バルブシートの間の前記流体室に流体接続する流体経路を形成し、互いに連結された前記第1及び第2バルブは、これらの2バルブが同時に着座しないように形成されていることを特徴とする請求項1に記載のバルブアセンブリ。
請求項7
更に、前記第1バルブに作動連結され、選択的に励磁して、互いに連結された前記第1及び第2バルブの移動を制御するソレノイドを備えていることを特徴とする請求項6に記載のバルブアセンブリ。
請求項8
第1及び第2バルブシート、並びに、これらの間の流体室を供えたバルブボディを有し、前記第1バルブシートに着座するように形成された第1バルブ及び前記第2バルブシートに着座するように形成された第2バルブを有するバルブアセンブリの組立方法であって、前記第1バルブの一部を前記流体室に挿通して前記第1及び第2バルブシートを越えるようにし、前記第2バルブを前記第1バルブの一部に嵌め合わせ、前記第2バルブを前記第1バルブに保持して、前記第1及び第2バルブシートに対して共に移動するようにしたことを特徴とするバルブアセンブリの組立方法。
請求項9
前記第2バルブを前記第1バルブに保持する行程は、前記第1バルブの一部を変形させて前記第2バルブに物理的に干渉させることを含むことを特徴とする請求項8に記載の組立方法。
請求項10
前記第2バルブと前記第1バルブとの嵌め合いは、前記第1バルブの一部を前記第2バルブに貫通するように形成された開口に挿入することを含むことを特徴とする請求項8に記載の組立方法。
請求項11
車両コンポーネントへの流体圧力を制御するためのバルブアセンブリであって、第1及び第2バルブシート、並びに、これらの間の流体室を形成し、更に、前記流体室及び前記車両コンポーネントに流体接続する流体経路を形成するバルブボディと、一体に移動するように連結された第1及び第2バルブであって、前記第1バルブは、前記第1バルブシートに着座するように形成されたプラグ部及び前記流体室を通り前記第2バルブシートを越えて延びる細長い部分を有し、前記第2バルブは、前記第2バルブシートに着座するように形成され、前記第2バルブは、前記第1バルブの細長い部分が前記第2バルブシートを越えて延びるとき、前記細長い部分に結合可能で、互いに連結された第1及び第2バルブが同時に着座しないように形成された第1及び第2バルブと、前記第1及び第2バルブに作動連結され、互いに連結された前記第1及び第2バルブを選択的に移動させるように制御可能で、これにより、前記第1及び第2バルブシートを通る流体の計量を制御して、前記流体経路の流体圧力を制御するソレノイドとを備えていることを特徴とするバルブアセンブリ。
請求項12
前記第1バルブは、肩部を形成し、前記第2バルブは、これを貫通する開口を形成し、前記第1及び第2バルブが互いに連結されるとき、前記第2バルブが前記肩部に押付けられると共に前記細長い部分が前記開口を貫通して延びることを特徴とする請求項11に記載のバルブアセンブリ。
請求項13
前記細長い部分には、変形可能な先端部が形成され、該先端部は、前記開口から外方に延びて、変形されたとき、前記第2バルブに当接し、これにより、前記第2バルブを前記第1バルブに保持することを特徴とする請求項12に記載のバルブアセンブリ。
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引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
2012-01-31| A621| Written request for application examination|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120130 |
2012-06-14| A761| Written withdrawal of application|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20120613 |
优先权:
申请号 | 申请日 | 专利标题
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